成形方法
Gumthane(ガムセン)予備乾燥
ガムセン は吸湿したまま成形しますと、発泡現象が起こり、成形不良となったり、物性低下の原因になりますので、成形前に必ず乾燥が必要です。
Gumthane(ガムセン)成形条件
ガムセン は一般的なTPUと比べ、流動開始温度が高い為、成形温度も高くなります。 以下に押出成形条件例を挙げますが、実際の成形の際は予備成形を行い、最適条件をお選び下さい。
| 品名 | C1(℃) | C2(℃) | C3(℃) | ダイ(℃) | スクリュー回転数 | スクリーンパック |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GM-600 | 200〜210 | 200〜210 | 210〜220 | 210〜220 | 40〜60 | 80/120/80 |
| GM-700 | ||||||
| GM-800 | 210〜220 | 210〜220 | 220〜230 | 220〜230 | 40〜60 | 80/120/80 |
| GM-900 | ||||||
| GM-980 |
Gumthane(ガムセン)ア二ーリング(熱処理)
ガムセン は3次元構造を持っておりますので、アニーリングすることにより、更に部分架橋が進行し、又、
内部歪を除去する効果がありますので出来る範囲でアニーリングをお奨めします。
条件は成形方法や成形品の仕様で異なりますが、50℃×24時間、または、100℃×12時間を目安とし、
実際の成形時には最適条件をお選び下さい。
Gumthane(ガムセン)成形収縮について
一般にプラスチックは成形から冷却迄の間に成形収縮を起こしますが、ガムセン は特に3次元構造を
持っておりますので、成形収縮率が大きい傾向にあります。
従って、金型設計に当たっては、十分予備成形を実施し、最適条件をお選び下さい。
Gumthane(ガムセン)成形中の注意点
ガムセン は熱安定性は良好ですが、シリンダー中に長時間滞留させますと、徐々に着色、劣化が進み、 成形品に悪影響を及ぼしますので、一時、成形停止する場合、又は、成形終了後は一般汎用樹脂 (PE等)か、クリーニング用パージ剤でクリーニングし、ガムセン がシリンダー内に残らない様にして下さい。
Gumthane(ガムセン)再生
ガムセン も一般TPUと同様、スプルー、ランナー等の再生は可能ですが、3次元構造を有している為、 その使用に当たっては新しいガムセン に対して何%迄可能かテストした後、ご使用下さい。特に、高い物性 を要求する場合、あるいは、押出成形でフィッシュアイが問題になる場合ご注意下さい。